マンセルを見たい! GPマスターズの放映を [F1]
11月13日、南アフリカのキャラミサーキットで、グランプリ・マスターズが行われるそうだ。45歳以上の有名ドライバーが、イコールコンディションの3.5リットルエンジン搭載マシンを操るという。敬愛するマンセルをはじめ、にっくきプロストや、鉄ちゃん(模型派)のパトレーゼなど、そうそうたる面々がそろうという。
琢磨とシューマッハ兄の共通点 [F1]
11日のトーチュウによると、佐藤琢磨(以下タクちゃん)は10日のトークライブ(於:鈴鹿サーキット)で、「悔しさはあったが、気持ちをスッキリ入れ替えた」と語っている。一方、ヤルノ・トゥルーリ(以下ツルーリ)は、9日の夜はヤケ酒を飲み、二日酔いで「もっと重い処分が必要だ」とFIAの処分に不満を述べたという。
対照的な二人だが、ここにドライバーとしての資質の違いが現れているように思う。
マンセルの後継者、琢磨にゴミ払いを [F1]
私は、87年と88年に日本GPを見に鈴鹿に行ったのが自慢のしがないF1ファンである。当時、ウィリアムスホンダ(88年はジャッド)に在籍していたナイジェル・マンセルのファンであるが、87年には予選の1日目にクラッシュしてしまい、翌日に私が鈴鹿入りしたときにはすでにサーキットをあとに帰国してしまっていたのを残念に思ったことを覚えている。
マンセルの魅力は、「何かやってくれるのではないか」と、見ている人をワクワクさせるドライビングにある。セオリーでは考えられないところで、豪快なオーバーテイクをすることがたまにあり、当時全盛だったプロストやセナに一矢を報いるシーンを愉しみにしていたものである。
マンセル引退後は、後継者がなかなか現れず、「最近のF1はつまらない」といいながら、シューマッハが支配するレースを惰性で見てきた。高木虎之介にポストマンセルを期待したこともあったが、チーム力が低かったこともあり、得点すらできずにF1から去っていた。
そんななか、まさにポストマンセルとして私が期待し続けているのが佐藤琢磨である。その攻撃的なドライビングに惚れた私は、親しみをこめて「タクちゃん」と勝手に呼んでいる。