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マンセルの後継者、琢磨にゴミ払いを [F1]

私は、87年と88年に日本GPを見に鈴鹿に行ったのが自慢のしがないF1ファンである。当時、ウィリアムスホンダ(88年はジャッド)に在籍していたナイジェル・マンセルのファンであるが、87年には予選の1日目にクラッシュしてしまい、翌日に私が鈴鹿入りしたときにはすでにサーキットをあとに帰国してしまっていたのを残念に思ったことを覚えている。

マンセルの魅力は、「何かやってくれるのではないか」と、見ている人をワクワクさせるドライビングにある。セオリーでは考えられないところで、豪快なオーバーテイクをすることがたまにあり、当時全盛だったプロストやセナに一矢を報いるシーンを愉しみにしていたものである。

マンセル引退後は、後継者がなかなか現れず、「最近のF1はつまらない」といいながら、シューマッハが支配するレースを惰性で見てきた。高木虎之介にポストマンセルを期待したこともあったが、チーム力が低かったこともあり、得点すらできずにF1から去っていた。

そんななか、まさにポストマンセルとして私が期待し続けているのが佐藤琢磨である。その攻撃的なドライビングに惚れた私は、親しみをこめて「タクちゃん」と勝手に呼んでいる。

その琢磨がピンチに陥っている。10月10日のトーチュウによると、9日の日本GPでツルーリに接触したタクちゃんは、トヨタやツルーリに強烈に非難され、ツルーリには「琢磨追放だ」とまでいわれているという。

新参者のトヨタや、退屈なドライビングのツルーリがタクちゃんを非難するなんて100年早いと思うが、シンパの私から見ても今年のタクちゃんはちょっとおかしい。シーズン当初から不運に見舞われ、それをなんとかしようと思って攻めすぎることで、さらなる不運を呼び込んでしまう、悪循環に陥っているのである。誠に遺憾に存じます。

予選は交感神経を全開にして攻めればいいのだろうが、長丁場のレースでは、攻めつつも、冷静な部分も残すという、バランスが必要なのだと思う。

それにしても、このままではタクちゃんはF1から消えてしまうかもしれない。来年はホンダの第2チームから参戦との噂もあるが、そこはオールホンダチームよりもパフォーマンスが期待できないことは確実である。

いまのタクちゃんは、まるで悪いものが憑いているようである。そこで私は、今シーズン終了後、ゴミ払いを受けることをタクちゃんにすすめたいと思う。ゴミ払いは、私自身は受けたことはないが、会社の同僚や親族が受けて、運を呼び込む力があったと評判である。


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