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琢磨とシューマッハ兄の共通点 [F1]

11日のトーチュウによると、佐藤琢磨(以下タクちゃん)は10日のトークライブ(於:鈴鹿サーキット)で、「悔しさはあったが、気持ちをスッキリ入れ替えた」と語っている。一方、ヤルノ・トゥルーリ(以下ツルーリ)は、9日の夜はヤケ酒を飲み、二日酔いで「もっと重い処分が必要だ」とFIAの処分に不満を述べたという。

対照的な二人だが、ここにドライバーとしての資質の違いが現れているように思う。

今回の日本GPで、2人とも大きなストレスを受けた。ストレスは交感神経を緊張させて免疫力を低下を招く、多くの病気の根源だが、人生において避けられないものである。大事なのは、ストレスへの対処法であるといえる。

タクちゃんは、ストレスを一度自分の中で消化したうえで、次の中国GPに向けて気持ちを切り替えたという。このように前向きな考え方は、かのM.シューマッハ(以下シュー)にも通じるもので、今後、大物へ成長すると期待を抱かせる。ポイントとなるのは、悔しさを乗り越えた、向き合ったうえでのポジティブシンキングであることだ。ここをごまかしていては、いつか破綻が訪れる。

一方、ツルーリはヤケ酒を飲んだだけで、まだ気持ちの切り替えができていない。ストレスを消化できずに、引きずっているように思える。あまりいい対処法とはいえない。

それにしても、タクちゃんに対するバッシングは異常なほどである。私が敬愛するマンセルに比べれば、行動もバッシングも、まだかわいいほうだと思っているが。

ツルーリやシュー、そしてFIAが、脅しともいえるような態度をとるのはなぜか。新潟大学大学院医学部の安保徹教授は、講演のなかで「脅しはおびえの裏返し」だと語っている。つまり、ヨーロッパ勢は日本のタクちゃんが将来自分たちを脅かす存在になるのではとおびえていて、いまのうちに芽を摘んでしまおうと目の敵にしているのではないか。買いかぶりすぎであろうか。


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コメント 2

Yukiya

こんばんは。
『ツルーリ』ってのがいいですね。
佐藤琢磨、中国GPでの今季最後のレースではホント頑張ってほしいものです。
出場出来ないという噂が少しだけ心配ですが・・・
by Yukiya (2005-10-11 23:05) 

ルナトラ

噂では、デビットソンまで僭越な発言をしているとか。

窮地にいるときこそ、応援したいと思います。

タクちゃんのいないF1なんて見たくない!(きっと見ますが)
by ルナトラ (2005-10-11 23:14) 

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