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さらばスーパーアグリ [F1]

とうとう、スーパーアグリがF1から撤退した。至極残念である。

思えば、2年半前に参戦を表明して以来、常にF1ファンの期待を背負って活動してきたが、ついに力つきてしまった。

100億円ともいわれる借金を抱える亜久里氏も心配であるが、やはり関心があるのは佐藤琢磨の今後である。
そもそも、このチームが誕生した経緯に、ホンダが大きく関わっている(と思う)。

2006年のドライバーのラインナップを決める過程で、一度はウイリアムズに移籍することになっていたバトンが翻意して、ホンダに残留することに。フェラーリから来たバリチェロといっしょに2006年シーズンをホンダで戦うはずだった琢磨が、押し出されてしまった。

その受け皿として、ホンダの肝いりで設立されたのが、スーパーアグリだと認識している。設立の経緯からいって、スーパーアグリと佐藤琢磨は一体である。

で、琢磨の今後であるが、やはりホンダに戻るべきだと思う。週末のトルコGPで、バリチェロはパトレーゼ様の記録を更新するという(年間のレース数がふえたための記録であるが)。

これでバリチェロも満足であろうから、記録を花道にご退場いただきたいと思う。すでに終わったドライバーにいつまでもシートを与えていても、意味がないではないか。

一方、琢磨は自分でもいっているように、いまドライバーとしていちばん脂がのっている時期である。今シーズンの残りを無為に過ごすのはモッタイナイ。

日本人ドライバーで初めてイギリスF3を制し、実力でシートを勝ち取った琢磨である。このまま終わってほしくないと切に願うしだいである。



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