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水泳は体に悪いのか?木原光知子さんの死に思う [水泳]

10月18日、木原光知子さんがお亡くなりになった。私はこれをスイミングクラブのロッカールームで聞いたが、まったく信じることができなかった。今月初めのウーマンズスイムフェスティバルを、無事に開催したばかりだと聞いていたからである。

死因はクモ膜下出血ということであったが、私も含め多くの人は、「水泳は体にいいはずでは?」と思ったに違いない。


私は、水泳には三つの悪があると思う。

まず、冷えの害。温水プールであっても、泳がないでいると体が冷えてしまう。
次に、塩素の害。ほとんどのプールで消毒用の塩素を使っているが、これは肌に悪い。この水を飲んだりすることもあるが、あまり体にいいとは思えない。
最後に、感染の害。眼病や水虫など、プールで感染する危険性は常にある。

今回の木原さんの場合、冷えの悪影響があったのではないかと思われる。

木原光知子さんは、水泳指導中に倒れたそうである。ということは、水中でほとんど動かず、下半身が冷え、上半身は相対的に冷えていない状態にあったと思われる。これは、「爪もみ療法」の考案者である福田稔医師によると、「頭寒足熱」の反対状態だそうである。

下半身が冷えて、上半身に滞った血液の行き場がなくなり、切れてしまった、というのである。

そう考えると、水泳のコーチ、とくに水中に入るタイプの指導をする人は、気をつけたほうがいいということになる。

私自身、数年前に久しぶりに高校水泳部の合宿に行き、水中でずっと泳ぎを見ていたら、やたらと体調が悪くなった記憶がある。20代のころはなんともなかったことが、40代になると体にこたえてしまうのである。

木原光知子さんの死は、水泳のコーチ、とくにご年配の方に注意を促しているといえる。

ご冥福をお祈りいたします。


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いまかず

私も水泳お勧めしませんね。ルナトラさんには悪いのですが、、、

4つ目の理由:口呼吸になってしまうから。水泳の際は、必然的に口パクパクする必要があります。まったく不自然な呼吸です。

5つ目の理由:片方の筋肉を使いがちになる。息継ぎはどうしても片側に偏ってしまいます。アンバランスな動きになってしまいます。

等々の理由により、お勧めしません。ルナトラさんの三つの理由もまさしくその通りですね。

でも、やりたくなるんですよねえ。
by いまかず (2007-10-25 21:33) 

ルナトラ

いまかず様、そうですね、口呼吸は4番目どころか、冷えの害と同等くらいの問題点ですね。

あと、一つつけ加えると、「水泳でやせるのはむずかしい」です。
泳ぐと、ごはんはおいしくなるし、お酒はよく回ります。「泳いだから、少しぐらいいいや」と、自分に甘くなってしまうのです。

また、激しい運動をすることで、活性酸素が大量発生する危険性もあります。

意外と、水泳をやっていても不健康な人は見受けられます(私自身も含め)。

これらの問題点を知ったうえで、泳ぐようにすればいいと思うのですが。
by ルナトラ (2007-10-27 18:20) 

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