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スーパーアグリF1チームへの懸念 [F1]

昨年末以来、「本当に参戦できるのか」不安視されていた「スーパーアグリF1チーム」の今季参戦が認められた。

佐藤琢磨(タクちゃん)は「和製マンセル」として応援しているが、いくつかの懸念もある。

まず、タクちゃんとアグリの相性である。どちらも、どちらかというとよくしゃべる。おしゃべりである。同じタイプの人間なので、レースでタクちゃんがリタイアしたあとなど、おたがいで好き勝手なことをいって、チームが全然まとまらない可能性がある。

セカンドドライバーが井出有治というのも問題ありである。これは、徳川家康が征夷大将軍になって2年で息子の秀忠に家督を譲ったのに似ていて、極言すれば「このチームはずっと日本人ドライバーを起用する」と宣言したという意味しかない。

1年目から本気で好結果を出そうとすれば、彼よりもすぐれたドライバーは世界にたくさんいるはずである。しかし、すでに30を越えて、フォーミュラニッポンでもチャンピオンになったことがないドライバーを選んだ理由は、いろいろ詮索されてもしかたがないと思う。スーパーアグリのドライバー育成プログラムから、F1ドライバーを出したかったという理由もあるかもしれない。

そして、このチームの前途を考えると、勝っても負けてもイバラの道が待っているような気がする。

負ければ、「日本人ばっかりで固まっているからだめだ」といわれて馬鹿にされ、勝っても「日本人のクセに」といわれてきらわれる。スキーのジャンプのように、日本に不利なレギュレーションを作られてしまうかもしれない。

今年、かなり苦戦すると思う。でも、とても楽しみにしている。トヨタやホンダのように、日本人ドライバーを排除しているチームは、応援する気になれない。

追伸 トヨタの悪業についてであるが、来年からだったか、日本GPを鈴鹿から富士へ持ってくることになったらしい。政治力、あるいは金の力で、F1をずっと引っ張ってきたホンダを出し抜くという姿勢。先達に対する畏敬の念など何もない。これも、ホリエモンの出現につながるこの国の実情であろうか。


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