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王監督ありがとう!無事に退任できてよかった! [免疫]

23日、王監督が今季限りの監督退任を発表した。

かねてから、健康問題を心配してきた私としては、なんとか無事に退任まで持ってこられたことを喜んでいるしだいである。

私はいま43歳だが、私達の世代は「長嶋より王」である。「世界の王」は、「冨士山」「憲法第9条」と並ぶ、日本の誇りだと思って育ってきたのだ。

なにしろ、すでに胃を全摘している。どこかの新聞社のエライ人が、「ガンなんて大したことない。自分も前立腺ガンだが大丈夫だ」みたいなことをいっていたが、すでに不要になった前立腺と、生きていくために不可欠な胃を比べることがオカシイ。

明らかにやせ細っている王監督を見るたびに、思わず目をそらしてしまっていた。最近は、それほど痛々しい感じであった。

新潟大学大学院医学部の安保徹教授は、「ガンは生き方の偏りから起こる」「生き方の偏りを直せば治せる」という。監督業という過酷な職業のストレスでガンになったと考えられるので、早くやめて、生き方を変えてほしかったのだ。

王監督は、今後はプロ野球のコミッショナーになって、世界の王だからこそできる活動をしてほしいと思う。

だから、WBCの監督になるのは反対である。
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