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青春18きっぷの旅 千葉〜茨城〜福島〜新潟〜群馬〜埼玉 その1(千葉駅のやきはま丼) [駅弁]

テツの鉄則は、早起きである(あるいは、であるべきである)。

せっかく乗るなら、外が明るいほうがいい。しかも、ローカル線は6時ごろに出発する列車が多い。だから、早めに起きて、早めに一日の旅程を終了するのが効率的なのだ。

しかし、私は早起きが苦手である。今回、1泊2日の一人旅をするにあたり、ひばりヶ丘を7時半くらいに出る電車に乗る予定にしていたが、トイレが長引いて、1本乗り遅れてしまった。

それが響き、本当は銚子電鉄に乗る予定だったのが、間に合わなくなってカットする羽目に。出だしからつまずくことになった。

最初に、1日めの行程を記しておくと、

ひばりヶ丘→池袋→秋葉原→錦糸町→千葉→香取→鹿島神宮(ここで鹿島神宮観光)→水戸→常陸太田→上菅谷→郡山→会津若松
(泊)

である。本来は、ここに銚子電鉄が加わる予定だったのだから、われながら恐れ入る。

さて、乗り遅れたおかげで、千葉駅で少し余裕ができて、駅弁を選ぶことができた。

千葉といえば、万葉軒の「やきはま弁当」(900円)が有名である。私は以前に食べたことがあるが、思い出の品でもあり、これにしようと思った。

が、駅のコンコースにある駅弁屋では売り切れていた。店のおばちゃんは、「ごめんね、やきはま丼ならあるんだけど、200円高くなっちゃうしねぇ」といいながら、やきはま丼を強力に勧めてくる。

私が躊躇していると、しきりに「高くなってごめんね」とくり返す。実は、値段よりも思い入れが問題だったのだが。けっきょく、ほかの弁当よりはいいだろうと思い、やきはま丼にした。

PA0_0154.JPG
大きなハマグリの形をしている。

やきはま弁当の思い出といっても、大した話ではない。私の高校時代の水泳部の先輩が、千葉大学に通っていた。その人に対し、水泳部の大先輩(42歳年上)が、「千葉に行ったら、やきはま弁当を買ってこい(一応、体育会系なので命令形)」としきりにいっていたのを、よく覚えているからである。

その当時、鉄道の世界から離れていた(水泳の世界にいた)私は、「やきはま弁当なんて、聞いたことない」と思い、調べもしなかった。が、その大先輩が亡くなってずいぶんたってから、千葉駅で実物を発見し、昔のことを強烈に思い出して、思わず購入したことがあったのだ。

だから、買うのはやきはま丼ではなく、やきはま弁当でなければならなかったのだ。

PA0_0153.JPG
といいつつ、網をとったやきはま丼


PA0_0152.JPG
いろんなハマグリが入っている。

やきはま丼は、200円高いだけあり、入れ物も凝っているし、中身もバラエティに富んでいる。味がとても濃く、その割にごはんは少なめだったが、とてもおいしい駅弁であることは間違いない。

難点は、ハマグリの串焼きを食べるときに、どうしても手が汚れてしまうのだが、お手ふきがついていなかったことである。なんとなく、手が生臭くなってしまうのが気になった。


(続きはそのうち・・・)
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コメント 2

kan

ウチの場合は鉄活動の時
奥様が身支度に少々時間がかかるので
少し早めに出発時間を伝えております。
by kan (2008-09-24 11:41) 

ルナトラ

えッ、ということは、奥様も行かれるんですか? すごいですね。
それはわが家では考えられません。
せめて子供だけでも洗脳したいと思います。
by ルナトラ (2008-09-26 08:48) 

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