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鉄子の旅弁当東海編@大宮 [駅弁]

先日、富山県の高岡市へ出張したさい、大宮駅で購入したのが「鉄子の旅弁当東海編」である。

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菊池さんの小和田駅のイラストがカワイイ

以前、北海道編をご紹介したことがあるが、東日本編は食べないうちに終わってしまったようである。そんなに食べたいわけではないが、もう食べられないと思うと惜しい気がするから不思議である。


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中は普通の幕の内。1000円。792キロカロリー。


駅弁の幕の内系は、どうもチマチマしているように思う。鉄子の旅弁当は、これまでの北海道編、東日本編とも、横見さん(乗り鉄のカリスマ)が「肉が入っていない」ことに不満だったそうだが、まさにその通り。「その地域の特産品らしきものを少しずつ入れる」というコンセプトだから、チマチマするのは避けられないのである。

それでも今回の弁当には、「手羽元の甘辛焼き」が入っていた。これは、横見さんのリクエストに答えたそうである。

しかし、これは失敗だと思う。手羽元は、手で持たないと食べにくい。おしぼりがあるとはいえ、いちいち手が汚れるので、列車内で食べるのには適していないと断言しよう。

この弁当には、キクチさんの付録マンガがついているのもウリである。マンガをつけること自体は否定しないが、それが弁当自体の魅力を増すことにはならないことも指摘したい。

そもそも、駅弁にお品書きがつき始めたのは「大人の休日弁当(2200円くらい)」あたりが最初だと思う。「どこどこ産の卵をつかったなんとか屋の卵焼き」みたいな、能書きをつけて、弁当の価値(単価)を高めようという試みである。

あえていうが、駅弁は本来、「食べてナンボ」のはずである。一般の客が、食べただけでよさがわからない、能書きが必要な弁当は、客に甘えていないか。

とくに、旧日本食堂の弁当に能書きが多いと思う。食べただけで、客に「ウマイ」といわせるような弁当作りに励んでほしいと思う。
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