インディージョーンズはスシ王子に負けている

休日出勤の代休を取って、Ｔ−ジョイ大泉でインディージョーンズを観てきた。


平日の昼間だというのに、5割くらいの入りで、若い人からお年寄りまで観客層は多彩。

19年ぶりの新作ということで、楽しみにしていたが、ハリソンフォードはやはり老けていて、その点はリアリティがあってよかった。

この映画のキモは、ハリソンフォードたちの冒険を、ハラハラドキドキしながら観るところにあると思う。今回も、いろんなところで戦っていた。

が、どんなにアブナイ場面に遭遇しても、必ず彼らは助かる。傷一つ負わない。最初のころの作品ではそれでもよかったのかもしれないが、いつもそうだと、観ていてスリルはない。舞台や設定が変わるだけで、予定調和で物語が進んでいく。

その点で、私が前回観た『スシ王子』と同じである。大体、スジが読め、安心して観ていられる。インディジョーンズのほうが舞台装置が大きいが、笑いはない。その点で、私はスシ王子の勝ちだと思うのだが。