「苦手種目の克服」について [水泳]
小5の長男が通っているスイミングクラブから、「スタート・ターン教室」の案内がきていた。スタートやターンは、ふだんは練習する時間が取れないので、こういう教室をやってくれることはありがたい。しかし・・・。
その申し込み用紙には、「苦手種目」という欄があり、そこにコーチが丸をつけてある。長男の場合、50Fr、50Ba、100IMに丸がついている。
それを見て長男は、「僕は、クロールとバックが苦手だから」といっている。私は、これは「余計なお世話」「まずいことをしてくれた」と思っている。
水泳を初めてまだ日も浅い長男(をはじめとする小学生)に、わざわざ苦手意識を植え付ける必要があるのか。わざわざ、「クロールとバックが苦手」と刷り込む必要があるのか。
どの種目に適性があるかなんて、そんな簡単にわかるものではない。
これは、「長所を伸ばす教育」ではなく、「短所をつぶす教育」になっていないか。
私は希望する。「苦手種目の克服」ではなく、「得意種目をふやそう」にしてほしいと。
いやなのは、多分、このことをスイミングのコーチにいっても、理解されないであろうことだ。そんなこと、考えたこともないように思う。でも、機会を見つけて、苦言は呈するつもりである。
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