ネコ駅長に会ってきた@わかやま電鐵 [鉄道・旅行]
10月のある日、わかやま電鐵貴志川線を完乗してきた。
この路線は、終点の貴志駅にネコの駅長さんがいるので有名である。「もしかしたら、頭をなでられるかな」と思いながら、和歌山駅から出発。
2両編成。ロングシート。「いちご電車」というのも走っていたが、これはノーマル
実は、和歌山駅で貴志川線に乗ろうとしたとき、どこから入っていいのかわからなかった。JR駅の改札口の外側には、とくに案内が見当たらなかったので、しばらくウロウロしてしまった。けっきょく駅員さんに尋ねたら、「切符を買わないで、中に入ってください」とのこと。
注)「鉄」は、できるだけ駅員さんに頼らず、自分の力で何とかしようとする性癖がある
地下道を通ってホームに行くと、貴志川線の出札口と改札口があった。
ちょっと(かなり)、表示が不親切だと思う。
出札口で、「貴志まで行って戻ってきたい」といったら、「それなら、1日乗車券がお得ですよ」とすすめられたので、それを購入。
往復すると740円のところが、650円ですむ
話は戻って、ちょうど座席が埋まるくらいの混雑具合で電車は出発。とくに沿線風景に見るべきものもないうちに、30分ちょっとで終点の貴志に到着した。
終着駅の印。作業用の車両も止まっていた
無人駅とは思えないほど立派な駅舎(売店はあるが)
さっそく「駅長」を探すと、改札の横にあるケージの中にいらっしゃるのを発見。
駅長さんだから帽子をかぶっている。名前は「たま」。三毛だからメスである
首すじをなでてみると、微動だにしない。体が動かないだけでなく、表情もまったく変わらないのである。
それでも、しばらくなで回したあと、一度外に出てから戻ってみると、ケージの外に出ていた。
いつの間にか動いていた。ちょっと目を離したスキに
私は最後まで、彼女が動くところを見ることはできなかった。
あとで調べてわかったのだが、この駅には「駅長」のほかに、「助役」が2匹いるという。再訪することがあったら、ぜひ会いたいと思う。
たまの写真集も発売中である。
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