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西武池袋線で失神 [免疫]

10日の夜、会社の野球部の飲み会があり、上野精養軒のビヤガーデンへ。そこでビールを3〜4杯、その後のカラオケボックスでウイスキーソーダを3杯。「ちょっと飲みすぎたかな」とは思ったが、ゴキゲンで電車に乗って帰路についた。


上野から山手線で池袋へ。池袋からは、西武池袋線の準急に乗ってひばりヶ丘を目指した。夜12時近くに出発した準急はそれなりに混んでいて、もちろん座れなかった。

出発後、10分ぐらいして、練馬駅に着くころから、猛烈に背中が痛くなってきた。だんだん耐え難くなってくる、石神井公園駅で少し空いたので、ドアの横に移動して、よかっかって立っていた。

すると今度は、血の気が引いていくような感じで、だんだん気持ち悪くなってきた。大泉学園、保谷と、気持ち悪さが増していく。「マジで死ぬんじゃないか」と、朦朧としながら思うほどだった。

そして、ひばりヶ丘駅直前の踏切を、電車が通過するのは見た気がする。「やっと着いた」と思ったところで視界が急速に狭くなった。

気がついたら、見知らぬ人が3人くらい、私の体をさすりながら、心配そうに顔をのぞき込んでいる。

「俺は何してるんだ?」
「ここはどこだろう?」

目覚めた直後は混乱していたが、すぐに自分が電車の中で寝ているらしいと気がついた。

「大丈夫ですか」といわれたが、「大丈夫です、すみません」とその場から逃げ出すように降車した。どうやら、ここはひばりヶ丘駅のようだ。目の前にベンチがあったので、体を斜めにして座った。

座ろうとしたとき、口の中にガムと、固いものがあったので吐き捨てた。「固いもの」は、「ジャリッ」としたので、「これは歯では?」と思い、舌で口の中を探ると、なんと前歯が欠けていた(のちに、これは前歯に入れていた「詰め物」だと判明)。

しばらく、ほとんど寝ているような格好でベンチに座っていたが、やはり気持ち悪い。それと、両手、顔、おなか(背中も?)から、ものすごい量の冷や汗が出た。ハンカチがビショビショになるほどの量だ。

靴を猛烈に締め付けていたことを思い出し、靴ひもをゆるめた。

10分くらいして、「もう大丈夫かな」と思って歩き出そうとしたら、やはりフラフラする。もう一度ベンチに戻り、さらに10分くらいウゲッと座った。

途中、駅員さんが来て、ほうきで私のガムや歯(詰め物)をはいていた。12時半くらいという時間帯で、ほかにもヨッパライが何人か座っているためか、駅員さんは私には一顧だにしなかった。気楽に思う半面、「ホントに口もきけないほどヤバイ状況でも、助けてくれないな」ということもわかった。

そして、倒れてから20分くらいたっていたと思うが、フラフラと立ち上がって、ホームにある自動販売機で、ポカリスエットみたいな飲み物を買って飲んだ。なんとなく、水分補給が必要な気がしたのである。

それから、フラフラになりながら、家まで10分くらいの道を15分くらいかけて歩いて帰った。タクシーに乗りたいと思ったが、金曜の深夜で大行列だったのだ。

今回の失神は、症状から考えると、いわゆる「脳貧血」ではないかと思う。その日は朝から、「ルナトラさん、顔色が悪いね」などといわれていた。カラオケ中も、いつもより高音ののびが悪かった。

似たようなことは、8〜9年前に経験したことがある。新潟県新発田市のカラオケスナックで、地元の人といっしょに歌ってウイスキーの水割りを飲み、トイレでオシッコをしていて気を失ったのだ。

そのときは、額から和式トイレの床に倒れたようで、旗本退屈男のような傷ができた。

さて、今回の失神の後遺症であるが、体の左側、額とあご、ひざに少し痛みがあった。それと、くちびるがほんの少し切れて、食事のときにしみる。そして、欠けた前歯であるが、お盆で歯医者が休みなので、17日までこのままである。

打ち所が悪ければ、これくらいではすまなかったかもしれない。今後は、気をつけたいと思う。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(この記事に関しては、コメントを受け付けない設定にしました)




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