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糸魚川への道その1 [鉄道・旅行]

12月10〜11日、糸魚川(正確には平岩の姫川温泉)で忘年会があった。

10日は「青春18きっぷ」の使用開始日ということで、できるだけ鈍行を使って糸魚川を目指すことにした。

青春18きっぷは、1日分は2300円である。普通に新幹線と特急を乗り継いで糸魚川へ行くと10000円くらいかかるが、今回は多少、節約になったはずである。

朝、6時前に起きて、ひばりヶ丘駅のセブンイレブンでおにぎりを買い、6時40分くらいの電車で秋津へ。秋津から新秋津まで歩き、青春18きっぷを駅員に見せる。すると、駅員はちょっと首をかしげてから、日付印を押した。多分、今シーズン初めての18きっぷだったのだろう。

718分発の「ホリデー快速むさしの」で大宮は743着。大宮では一度改札を出て、高崎までのグリーン券を購入。

JR東日本では、グリーン券を乗車前に買うと、少し安くなる。土日割引もある。ということで、高崎までのグリーン券は750円であった。「平日に」「車内でグリーン券を買う」と、1200円であるから、かなりお得である。

一度改札を出たのは、青春18きっぷで乗っている場合、駅のホームのグリーン券売機でスイカを使用して購入できるかどうか、よくわからなかったからである。どうでもいいようなことだが。

さて、大宮を804分発に出て、グリーン車の2階に座る。


グリーン券と、青春18きっぷのツーショット。だからなんだ

普通席でも余裕で座れるのに、グリーン車に座っている人は3〜4人であった。


神保原駅に立っている看板。郷土の偉人「西崎キク」さんって誰?

高崎には921分に着いた。

ここから先は、ちょっと困りものである。旧信越本線を通って長野方面へ行きたいのだが、みなさんご存じのとおり、横川と軽井沢の在来線は廃止されている。そのため高崎から軽井沢までは、長野新幹線に乗らなければならない。


高崎931分発の「あさま509号」。軽井沢は948分着

この17分の乗車に、2530円払った。青春18きっぷの1日分より高いのである。

しかも、軽井沢から篠ノ井までは、第3セクターのしなの鉄道なので、1240円を払わねばならない。せっかくのフリーきっぷの威力が発揮されない区間が続く。

軽井沢では、駅売店で「峠の釜めし」を購入。やはり、これを外すわけにはいかない。「どこで食べようか」と考えながら、長野行きに乗り込む。


軽井沢1001分発。長野は1128分着

軽井沢駅で1両目のボックス席に陣取り、峠の釜めしにさわってみると、まだ温かい。そこで、発車までの時間に食べてしまうことにした。


峠の釜めし900円。いまや、横川駅で買うのはむずかしいので、あさま号の車内か、軽井沢駅でかうことになる


生まれて初めて、峠の釜めしに入っているあんずを食べた(キライだけど)。思ったほど甘くなかった

鶏肉が少し小さめでパサパサしていたのが残念であったが、それでもガツガツとあっという間に完食。発車前に食べ終わった。これは正解であった。しなの鉄道はけっこう乗客が多く、とくに小諸から先は立ち席が出るほどであった。

しなの鉄道のように、昔国鉄だった路線は、駅の設備が立派だという特長がある。ホームがやけに長かったり、構内がゆったりしていたり。


中軽井沢駅。立派な跨線橋がある。が、よく見ると、線路が外されている

かと思うと、おもしろい駅舎もあった


平原駅。貨車を駅舎にしている

またこの日は天気が悪く、浅間山もよくみえなかった。


信濃追分あたりで撮った写真(だと思う)

途中、川中島付近では、「どの辺が戦場だったのだろう」と思いながら車窓を見ていたが、よくわからなかった。以前、古戦場を訪れたことはあるが、また行きたいと思う。

まだ、糸魚川への途中であるが、かなり長くなってきたので、ここで一度中断したいと思う(書き出すとダラダラと長くなるとわかっていたので、なかなか書けず、3週間も放置してしまっていたのである)。

ここまでつきあってくれた方に、感謝いたします。


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