最後の鈴鹿とトヨタへの反感 [F1]
前の記事にも書いたが、とりあえず鈴鹿サーキットでのF1は今年が最後である。来年からは、トヨタが所有する富士スピードウェイで行われる。
このこと、とくに鈴鹿が最後になることを惜しむ声は多いようだ。だから、NUMBER誌が「F1鈴鹿」特集を行っているのだと思う。
日本のF1は、ホンダの努力によって発展してきたことは、異論のないところだと思う。それが、昨日今日F1に参加してきたトヨタが、金と政治力にものをいわせ、来年から5年間の開催権を獲得してしまったという。
先駆者に対する敬意が感じられない、札束でビターンとひっぱたくようなやり方に、不快感を覚えているF1ファンは多いことと思う。
「自分さえよければよい」「金がすべての世の中」という、小泉内閣の負の遺産が、こんなところにも現れているのか。
ただ、ホンダも油断したのか。人がよすぎる感じもする。
そんなことをいいながら、来年、「東京から近くなったから」なんていいながら、富士スピードウェイまでF1観戦に出かけるかもしれないが。
個人的に残念なのは、最後の鈴鹿の決勝当日、仕事でレースを生で見られないことである。きっと、帰宅まで結果がわからない、ということはないのだろうと思う。
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