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井出有治の役割 [F1]

4月23日に行われたサンマリノGPで、井出がアルバースに突っ込んで、アルバースの車は5回転した。この井出のドライビングに対して、各方面から非難の声が集中している。

それ以前から、「井出は琢磨よりラップが2秒遅い」「アンソニー・デビットソンに変わるべきだ」などと、風当たりは強かった。なぜだろうか? 私が考えるに、グローバルな規模のF1界において、日本人ドライバーだけで2人枠を占めているところ、しかも欧州で知名度のない井出有治が選ばれたことが大きいと思われる。

では、なぜアグリは井出を選んだのか? 私はこれは「使い捨て要員」として適当だったからと考える。

今年のスーパーアグリF1チームは、苦戦することが予想されていた。力を注げるのは、№1ドライバーである琢磨までであり、セカンドドライバーまでは手が回らない。この状況では、アグリが無理をいうことができ、ドライビングもそれなりに安定しているドライバーが適している。

普通、セカンドドライバーは若い人が選ばれるものだが、井出は琢磨よりも年上であることもこの説を裏づけてくれる。井出は、F1に出ることが終着駅であり、すでに目的は達している。アグリにとっては、戦える状況になってから、改めてドライバーを選び直せばいいのである。

トヨタの参戦初年度のドライバーを覚えている人はいるだろうか? ミカサロは思い出しても、アランマクニッシュのことを覚えている人は少ないと思う。井出も同じ運命をたどるのではないか。

それにしても、ホンダのバリチェロのパフォーマンスの低さは目を覆わんばかりである。琢磨とトレードしたほうが、お互いのためになるのではないか。


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