何度目?アリスの復活コンサートを見てきた。 [ロック・フォーク]
アリスは、私が中学生時代に最も好きだったグループである。高校1年生のときに解散(本人たちは活動停止とかいっているが)したときは、後楽園球場へ「最後のコンサート」を見に行った。
今回は、全国40公演のラスト。前日は、出張先の新潟で、午前2時までカラオケをし、予習して臨んだ。
会場は、団塊を中心に大混雑。
高校時代の水泳部の先輩が取ってくれた席は、2階の西側。ベーやん側である。私は、中学生時代に学園祭でフォークソングバンドをやったのだが、そのときはベーやん担当だったので、これでいいのだ。
さて、開演15分前に会場に着いた私が、最初に行ったことは、トイレに行くことである。やはり、日本シリーズの失敗をくり返すわけにはいかない。
武道館の2階は、トイレが小さく、東京ドーム以上の列であった。しかも、並んでいるのは、おしっこのキレが悪そうな方々ばかり。がまん強く並び、なんとか開演前に終えることができた。
コンサートは、1部はアコースティック(かっこよくいうとアンプラグト)中心で、アリスVまでの曲を多くやった。いっしょに行った先輩たちは、つまらないといっていたが、私はとても楽しかった。何しろ、中学生時代は、アリスⅠ~Ⅶまでの曲は、ほとんど暗譜していた(今はかなり忘れたが)。
特に、『愛の光』『五年目の手紙』『あの日のままで』(2部でやった曲もあるが)など、学園祭でやった曲が聞けたのには感激。
2部は、ヒット曲中心。これはこれでよかった。2階にいると、立ち上がらずに見られるのもよかった(『チャンピオン』辺りでは立ち上がったが)。
ここまでは、いい話。以下は、疑問を持った話。
・今回のコンサート、「アリスが帰ってきた」とおいうフレーズを連発していたが、彼らは2001年にも復活しており、そのときにも私は見に行っている。そのときのことが「なかったこと」になっているのは、いかがなものか?ベストCDやチケットを買って、一所懸命声援を送ったのに。
・今回の40回のコンサート会場では、観客が『Going home』という新曲のパートを少しずつ歌ったそうである。それをつなぎ、「コンサートに参加した10万人がつながった」ということで、発売するそうだ。が、これって、商売のニオイがしないか?それに、うやむやに終わった『美しき絆』の焼き直しにも思える。
・そもそもアリスは、ライブ盤やベスト盤が多いグループだ。ファンとしてはうれしい半面、「やりすぎ」という感じもある。今回のコンサートも、フジテレビoneで生放送したうえ、来年の1月6日にはライブCDの発売が決まっている。
・コンサートの終わりのほうでは、来年2月28日に東京ドーム公演を行うと発表があった。が、今回の武道館が最後と思っていた観客にとっては、「えっ」「また?」という声も聞こえてきたのは事実。
・「また?」というのは、1981年の「活動停止」の故事をふまえての発言と思われる。当時、「ラストコンサート」の後に、急遽、「3人だけのコンサート」を行った前科があるのだ。高校1年生だった私は、ラストコンサートに行ったが、そこでなけなしの小遣いを使ったため、3人だけのコンサートには行けなかった。この事件は、アリス解散(と当時は受け取っていた)の悲しみを軽減させる効果があった。
・コンサートの最後に、「ファンからの感動的なメール」を読んだが、大阪のファンからのメールの中に「最後の曲、『さらば青春の時』で涙した」みたいなフレーズがあった。そのため、1回目のアンコールの最後に、『さらば青春の時』が歌われたら、会場の空気は「これでおしまいなんだ」ということになり、団塊たちはどんどん席をたってしまった。その結果、2度はあると思われたアンコールが、1度で終わってしまった(2度あると思った理由は、今回の再結成のきっかけとなった、『明日への賛歌』をやっていなかったからである)。
・最後、団塊が淡白だったのは、「トイレががまんできなくなった」という理由もあると思う。それと、前述の「本当の最後の東京ドームコンサート」の発表もあり、少し白けた空気も流れていた。
でも、谷村新司と堀内孝雄のボーカルは、60歳になってもうまく、矢沢透のアニメ声も健在だった。
コンサート後は、先輩たちとカラオケに行って、たっぷり復習した。
もちろん、2月28日のコンサートにも申しこんでいるしだいである。
今回は、全国40公演のラスト。前日は、出張先の新潟で、午前2時までカラオケをし、予習して臨んだ。
会場は、団塊を中心に大混雑。
高校時代の水泳部の先輩が取ってくれた席は、2階の西側。ベーやん側である。私は、中学生時代に学園祭でフォークソングバンドをやったのだが、そのときはベーやん担当だったので、これでいいのだ。
さて、開演15分前に会場に着いた私が、最初に行ったことは、トイレに行くことである。やはり、日本シリーズの失敗をくり返すわけにはいかない。
武道館の2階は、トイレが小さく、東京ドーム以上の列であった。しかも、並んでいるのは、おしっこのキレが悪そうな方々ばかり。がまん強く並び、なんとか開演前に終えることができた。
コンサートは、1部はアコースティック(かっこよくいうとアンプラグト)中心で、アリスVまでの曲を多くやった。いっしょに行った先輩たちは、つまらないといっていたが、私はとても楽しかった。何しろ、中学生時代は、アリスⅠ~Ⅶまでの曲は、ほとんど暗譜していた(今はかなり忘れたが)。
特に、『愛の光』『五年目の手紙』『あの日のままで』(2部でやった曲もあるが)など、学園祭でやった曲が聞けたのには感激。
2部は、ヒット曲中心。これはこれでよかった。2階にいると、立ち上がらずに見られるのもよかった(『チャンピオン』辺りでは立ち上がったが)。
ここまでは、いい話。以下は、疑問を持った話。
・今回のコンサート、「アリスが帰ってきた」とおいうフレーズを連発していたが、彼らは2001年にも復活しており、そのときにも私は見に行っている。そのときのことが「なかったこと」になっているのは、いかがなものか?ベストCDやチケットを買って、一所懸命声援を送ったのに。
・今回の40回のコンサート会場では、観客が『Going home』という新曲のパートを少しずつ歌ったそうである。それをつなぎ、「コンサートに参加した10万人がつながった」ということで、発売するそうだ。が、これって、商売のニオイがしないか?それに、うやむやに終わった『美しき絆』の焼き直しにも思える。
・そもそもアリスは、ライブ盤やベスト盤が多いグループだ。ファンとしてはうれしい半面、「やりすぎ」という感じもある。今回のコンサートも、フジテレビoneで生放送したうえ、来年の1月6日にはライブCDの発売が決まっている。
・コンサートの終わりのほうでは、来年2月28日に東京ドーム公演を行うと発表があった。が、今回の武道館が最後と思っていた観客にとっては、「えっ」「また?」という声も聞こえてきたのは事実。
・「また?」というのは、1981年の「活動停止」の故事をふまえての発言と思われる。当時、「ラストコンサート」の後に、急遽、「3人だけのコンサート」を行った前科があるのだ。高校1年生だった私は、ラストコンサートに行ったが、そこでなけなしの小遣いを使ったため、3人だけのコンサートには行けなかった。この事件は、アリス解散(と当時は受け取っていた)の悲しみを軽減させる効果があった。
・コンサートの最後に、「ファンからの感動的なメール」を読んだが、大阪のファンからのメールの中に「最後の曲、『さらば青春の時』で涙した」みたいなフレーズがあった。そのため、1回目のアンコールの最後に、『さらば青春の時』が歌われたら、会場の空気は「これでおしまいなんだ」ということになり、団塊たちはどんどん席をたってしまった。その結果、2度はあると思われたアンコールが、1度で終わってしまった(2度あると思った理由は、今回の再結成のきっかけとなった、『明日への賛歌』をやっていなかったからである)。
・最後、団塊が淡白だったのは、「トイレががまんできなくなった」という理由もあると思う。それと、前述の「本当の最後の東京ドームコンサート」の発表もあり、少し白けた空気も流れていた。
でも、谷村新司と堀内孝雄のボーカルは、60歳になってもうまく、矢沢透のアニメ声も健在だった。
コンサート後は、先輩たちとカラオケに行って、たっぷり復習した。
もちろん、2月28日のコンサートにも申しこんでいるしだいである。
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