SSブログ

トイレットペーパーと所ジョージ [ロック・フォーク]

今日、日テレで『あの日、僕らの命はトイレットペーパーより軽かった』というドラマをやっていた。

どんな話かは、皆さんご存じかと思うので省略する。

私が初めて、このタイトルと内容を聞いたときに思ったのは、
「さすが白人は、戦時中でもすでにトイレットペーパーを使っていたのか」
である。

一方、日本ではトイレットペーパーの導入は、もっと遅かったように思う。

そこで思い出したのが、所ジョージの『チリ紙の台』という歌である。97年に発売されたベスト盤に入っている曲である。


20th カニバーサミー

20th カニバーサミー

  • アーティスト: 所ジョージ,所ジョージ,井上鑑,クニ河内,ドゥビー・ドゥバーズ,坂崎幸之助,幾見雅博,葵まさひこ,NASTY,山木秀夫
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 1997/07/02
  • メディア: CD




「チリ紙を入れておくあの台は・・・」で始まるこの曲は、所ジョージの家が最近、チリ紙からトイレットペーパーに替わったため、チリ紙の台が不要になってかわいそう、ということを歌っている。

最初に発売されたのがいつか、正確なことはわからないが、83年に発売された『PILE DRIVER』というアルバムに入っているので、大体そのころだと推察できる。

83年といえば、私は高3であった。もしも、本当にこのころにチリ紙からトイレットペーパーへの移行があったのであれば、所ジョージの家は相当に遅れていたように思う。思えば、73年のオイルショックのころ、トイレットペーパー買い占め問題が起こったときには、すでにわが家はチリ紙は使っていなかったはずである。

いずれにしても、戦後20年以上たっても、チリ紙を使っていたわが国に比べ、オーストラリアは進んでいたと思ったしだいである。


と、以上のことを書き、ドラマのHPを見てみたら・・・、

そこに出ている写真は、どうみてもチリ紙である。

チリ紙とトイレットペーパーは明らかに違う。タイトルは、正しくは、『あの日、僕らの命は、チリ紙より軽かった』であろう。


追伸
以上、どうでもいいことを書いたが、このドラマの主題である「教育」と「群集心理」の問題は、重要だと思っています。こういうときって、威勢のいい意見が通ってしまうんでよね(ドラマは、ちょっとしか見ませんでしたが)。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。