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酢屋@龍馬通 [京都]

池田屋から路地2本分南に行った、龍馬通に面したところに「酢屋」がある。

ここは、海援隊の京都本部があったところである。池田屋と目の鼻の先に、龍馬が住んでいたとはおもしろい。


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2階の左窓のところが、龍馬の部屋だったらしい

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池田屋から徒歩1~2分くらい。

ここは、1階は木を売っている。2階がギャラリーになっているが、開場は11時からとのこと。で、20分ぐらい、周囲を散策することにした。

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高瀬川は桜が咲いていた


三条河原で時間をつぶしてから、酢屋に戻った。2階に上がり、入場料(確か大人500円)を支払う。

先客がいたが、すぐに変えると、客はわが家だけになる。すると、店の人が説明をしてくれるという。

実は、2階に上がった瞬間、「こんなに狭いの?」と、ちょっと失望。入場料500円もボリすぎだと思った。部屋に入って、「説明しましょうか」といわれるまでの間に、展示物を一瞥して、大体、わかってしまったと思ったからだ。

でも、せっかくだから説明をしてもらった。そしたら、いろいろなことがわかった。

・2階のいちばん道路に近い部屋が、龍馬の定位置だったこと。
・酢屋の対面は、いまは飲み屋になっているが、龍馬がいたころは船着き場だったこと。
・酢屋は材木屋であって、お酢を扱ったことはないこと。
・龍馬は、酢屋の2階の窓から、船着き場に向かって、ピストルの試射をしたことがある(らしい)こと。
・龍馬は、死ぬ3日前までここにいたこと
・龍馬の最後の手紙には、ここにいることが書かれていること

やはり、説明してもらうとよくわかる。もっといろんなことを教えてくれたが、忘れてしまった。

今回の京都行きで、私がいちばんおもしろかった場所は、ここである。幕末以来、龍馬の足跡を残そうと努力されたこと、とくに昔の店の雰囲気を変えないように修築をされていることに、感謝したいと思う。

それにしても、確か寺田屋も伏見の船着き場の近くにあったはず。龍馬は、すぐに逃げられるようにと考えていたのか、船着き場の近くに潜伏するのが好きなようだ。
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