あいさつは大事というけれど・・・

先日、会社を出てまっすぐ歩いていたら、反対側から外部スタッフのTGさんが歩いてくるのが見えた。ちょうど、道の両端を歩いていて、５〜６メートルくらい離れていたところで、私は元気に「こんにちわ」とあいさつをした。

あいさつは大事ですから。

すると、TGさんは前を見たまま、つまり私のほうは見ないで「こんにちわ」と返してくれた。

「ちょっと変だな」と思い、もう一度顔を見ると、私がTGさんと思った人は、まったくの別人であった。

遠くから見たときの体型や、カバン・上着の持ち方が似ていたのだが、顔は全然違う。

私は最近、乱視が進んだのか、ちょっと遠くが見えづらくなっている。そのため、大体のシルエットで「TGさん」と判断したのだが、全然間違っていたわけである。

エライのは、まったくの他人からあいさつをされたのに、返事をしてくれた彼である。

「危ない人が来た」と思って、とりあえず返事だけはしてくれたのであろうか。