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インフルエンザIN沖縄 [沖縄]

8月28日の夜、妻が発熱した。

妻がいうには、「ホテルの人が、水枕を運んでいるのを見た」そうである。それで、フロントに水枕をもらいに行った。

ホテルの人は、「在庫があれば」という。そんなに需要があるのだろうか。

幸い、在庫があったので、無事に借りることができた。助かった。

妻は、頭痛薬を持っていたので、それを飲んだのだが、それでも夜中に39度Cくらいまで上がったそうである。

翌日も調子が悪いとのことで、妻は朝食をパス。私は朝食の帰りにフロントで、近くの病院を教えてもらった。

その日は帰る日だったので、チェックアウト時間ギリギリまで部屋で妻を寝かせ、11時すぎに病院へ向かった。

時間がかかりそうだったので、子供たちを「道の駅ゆいゆい国頭」へ送り届け、私は辺土名漁港をブラブラ歩いた。

で、病院に戻ると妻はいない。受付の人が、よそ者の私を見て、「奥さんは、もう薬局へ行きましたよ」と教えてくれた。


ハブの血清あります。ここは沖縄だと実感

妻は、青白い顔で座っていた。口を開くと、「すっごく意外な病気だったんだけど」という。なんと、インフルエンザにかかっているというのだ。

妻がいうには、

・最初から、病院ではインフルエンザを疑われていた。

・なぜなら、「昨年から、この辺では夏になるとインフルエンザが流行るようになった」ことと、「オクマの宿泊客で、インフルエンザにかかった人が、つい最近来た」からである。

・医師からは、初日からの行動を細かく聞かれた。前に来たインフルエンザの人の行動とつきあわせると、「多分、あそこで感染したのだろう」ということがわかった。

・タミフルを処方されたが、「必ず、ほかの人がいるところで飲むように」といわれた。

ということである。

それで、私の目の前でタミフルを飲んだ。本当は、そんな危険な薬は飲んでほしくはないが、東京まで帰ってこなくてはならないので、緊急避難的にしかたなく。

妻は、異常行動を起こすことはなかったが、あたかも「薬に体を乗っ取られたよう」に、調子が悪かったそうである。

とくに、那覇空港までの帰路の途中に寄った、「道の駅許田」では最高に調子が悪かったそうだ。トイレに行ったのだが、フラフラしていて車に轢かれそうだったという。

それでも何とか帰宅。悪いことに、31日になって今度は長男が発病。近所のクリニックへ行ったが、医師はインフルエンザだと信じてくれなかったそうである。もちろん、タミフルも置いてなかった。

長男は2〜3日で元気になったが、妻はけっこう長い間引きずっていた。私と長女にはうつらなかったのは、不幸中の幸いであった。





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コメント 2

いまかず

昨年、沖縄では夏にインフルエンザが流行してビックリしましたね。検査キットが普及して、夏でも結構インフルエンザにかかる人がいることが分かりますね。
夏場の急な発熱でインフルエンザを疑うのはいまや常識ですね。
我が家ではタミフルを常備しております。
by いまかず (2007-09-30 23:54) 

ルナトラ

いまかず様、お久しぶりです。
東京では、複数の医師に話しても、「沖縄で夏にインフルエンザが流行った」ことを知っている人はいませんでしたよ。さすが、いまかずさんですね。
by ルナトラ (2007-10-01 00:12) 

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