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イチローは1番がいい [時事ネタ]

28日、WBC強化試合の日本対西武戦を見に行った。

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アサヒビールがスポンサーのためか、スーパードライばっかり売りに来た。試合中盤になって、やっとプレミアムモルツを買えた。試合は西武が勝ったが、負けた全日本にはいくつか気になる点があった。素人目から見た問題点を挙げたいと思う。

1.イチローは1番がいい

ずっと不振のイチロー。全然外野に打球が飛んでいない。練習試合で打った3本のヒットは、すべて内野安打である。

そもそも、イチローの高打率は内野安打の多さが貢献している。これは、ランナーがいない1番バッターだと武器になるが、ランナーがいる可能性の高い3番だと、ランナーがアウトをとられやすくなる。

持ち味を生かすなら、ふだんから慣れている1番にしたほうがいい。3番だと、責任感が強すぎるためか、力んでしまっているのではないか。


2.球数制限とつなぎの野球への提言

今回の大会で問題になるのが、ピッチャーの球数制限。先発投手陣や城島捕手の談話によると、できるだけ少ない球数でおさえる(「2人セットで6イニングは投げたい」by城島。3日のトーチュウより)つもりらしい。

28日の試合でも、3球勝負に出るなど、投げ急ぐ場面があったが、大事なのは勝つことである。アジアは楽に勝てるというのならいいが、そうでなければ余計なことは考えないほうがいい。

先発も2番手も、「自分の投げているときは0点におさえる」ことだけを考え、後はリリーフ陣に任せるようにしないと、実力が出せずに終わってしまうのではないか。


また、スモールベースボールを標榜する打撃陣であるが、この日は特にそのような場面は見られなかった。むしろ、「積極的な走塁」という名の暴走、そして「自分で決めてやる」という大振りがあったように思う。

暴走は、「なかなかこの投手は打てない」と思ったときに、「後続は打てない、信頼できない」と思うから生まれるのであり、大振りも「後ろにつないでも打てない」と思うからではないか。


つまり、球数制限の問題も、つなぎの野球ができない理由も、チームメイトに対する信頼がないから生まれるのではないか。これは、かなり根深い問題であり、カントクの手腕が問われるところだと思う。


3.フラッシュの問題

一応、「プレー中はフラッシュを使用しての撮影はNG」ということで、場内ビジョンや放送で告知されている。しかし、イチローの打席を中心に、フラッシュがバチバチたかれている。

フラッシュで目がくらむことはないだろうが、気が散ることは確かであろう。どこかの新聞で、「フラッシュは気にならない」とイチローが語っているのを読んだが、わざわざそういうということは、気になっているからであろう。

そもそも、あんな離れたところでフラッシュを使っても意味はない。百害あって一利なしのフラッシュ攻撃、本番でも行う人がいたら、その人は「非国民」であろう。


私は「愛国心」という概念が希薄であるが、今回のWBCは勝利を期待している。監督問題が迷走する中、快く引き受けてくれた原監督の心中を思うと、心底応援したくなる。「采配に不安」「チームはバラバラ」なんていう報道もあるが、チーム一丸となって戦う姿を見せてほしいと思うしだいである。

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