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侍ジャパンと福田-安保理論 [免疫]

「勝負脳」で有名な林先生によると、「『星野ジャパン』『岡田ジャパン』『長島ジャパン』と、個人名がついていると、その集団は失敗する」そうである。

「星野のため」「岡田のため」となると、その人に対する忠誠が必要な形になり、プライドの高い選手たちの脳の力が制限されてしまうという。それに対し、「なでしこジャパン」「ドリームチーム(いわゆる王ジャパンのこと)」など、個人名がついていないほうが、脳力を発揮しやすいらしい。


ビジネス<勝負脳> (ベスト新書)

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  • 作者: 林 成之
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2009/01/31
  • メディア: 新書


オススメ。それを考えると、「侍ジャパン」は、「原ジャパン」ではないのがイイ。この名前は、コミッショナーから発表されたそうだ。コミッショナーは、林先生のことを知っていて、マスコミが「原ジャパン」と呼び始める前に、名前を決めてしまったのだろうか。

それと、マスコミ側が、「原ジャパン」では話題にならない、貫目が足りないと思ったのかもしれない。

一方、野村監督が全日本の監督になったら、きっとマスコミは「野村ジャパン」と呼ぶだろう。林先生が「やめたほうがいい」といっているのを知っていても、そう呼ぶに違いない。

マスコミとは、そういうものである。


ところで、林先生のこの話から、「福田-安保理論」「安保免疫学」という呼称にも思いが及んだ。

これらは、今の医療に革命をもたらすようなものであるが、個人名が頭についている。

今後、もっと世間に広がるためには、普遍的な名称を考えたほうがいいかもしれない。
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コメント 4

湯たんぽ愛好家

人類全体の財産と個人名は反するものでしょうね。個人名が普遍性を邪魔しているかもしれません。変わり者がやっている変な免疫学、変な治療法で終わるかもしれません。
 しかし、普遍性を求めるにも疲れを感じる今日この頃です。
by 湯たんぽ愛好家 (2009-02-25 16:13) 

ルナトラ

湯たんぽ愛好家様、コメントに気づかず失礼しました。

怖いのは、個人名がついていることで、本人は自覚していなくても(本人がつけたのではなくても)、脳が(他人が)ネガティブな反応をしてしまうらしいことです。

いまさら遅いのかもしれませんが。

道のりは長く、山あり谷ありだと思います。息をするように続けて生きたいと思っています。
by ルナトラ (2009-02-28 01:36) 

loo_li

なるほど。だから、みつまJAPANはブレイクしなかったんですね(違)。

でもなー、『なでしこジャパン』は確かに北京五輪では好成績でしたが、常にいい状態だった訳ではないので、なんか違うなー、という気もします。
by loo_li (2009-03-11 20:33) 

ルナトラ

loo_liさん、コメントありがとうございます。

林先生の説も、北島康介が成功したから説得力があるわけで、今後はわかりませんが・・・。

侍ジャパンにはがんばってほしいと思います。
by ルナトラ (2009-03-13 18:24) 

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