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プロ野球労組への苦言 [時事ネタ]

最近のプロ野球関係のニュースとしては、契約更改の情報が多く報道されている。他人のフトコロ具合は気になるし、年棒は選手の格付けも示すので相撲の番付みたいでおもしろいし。

そんな中で気になるのが、大幅減棒のニュースである。
確か、年棒1億以上は40%まで、1億未満は25%までという減額の制限がある。しかし、「本人が納得すればそれ以上の減額ができる」という抜け穴があるため、限度額を超える減俸をされている選手が続出しているのである。

そういう選手はベテランが多く、「クビになるくらいなら大幅減額もやむなし」ということなのだろう。選手は立場が弱く、現役を続けるためには、背に腹は変えられないというわけである。

でも、それな、らなんのための制限規定なのか、意味がわからなくなる。守れない規定なら、ないほうがマシ。

規定を存続させるのであれば、あまりにも球団の言いなりになってしまっている現状について、プロ野球労組は抗議をすべきではないか。労組の存在意義が疑われると思う。

たとえば、「制限額を超える選手は何人まで」「アップ額(%)の制限を設ける代わりに減額の制限を守る」とか、なんかいい方法はないのであろうか。

まあ、人事だからどうでもいいのであるが、「労組」を名乗る以上、現状を問題にしてほしいと思ったしだいである。


もう一つ、ストーブリーグで気になった話題は、「中日の森野、荒木、井端が、複数年契約を結んだが、額は決めてない」という話である。身分の保証はするが、お金は保障しないというわけである。

これって、意味があるのだろうか。球団側は、とりあえず選手がFAなどで出て行かず、抱え込むことができる、しかも年棒は抑えることができると、メリットがあると思う。しかし選手側は、身分を拘束されるだけで、成績が悪くなればどんどん年棒は下がってしまうことになり、メリットは感じられない。複数年契約は、年棒の保障があるからこそ意味があるのだと思うのだが。


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