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小さな幸せ〜桜田淳子の歌について [桜田淳子]

4月14日は桜田淳子の50歳の誕生日であった。おめでとうございました。

その日、タヌキが家に出現したことで、そのことを思い出した私は、iPod classicで久しぶりに桜田淳子の曲を聴くことにした。『桜田淳子 Twin Best』の1枚目を選択し、設定を「シャッフル」にして聞くことにした。

すると、
1曲目はデビュー曲の「天使も夢みる」(これは、自分で選択した)
2曲目は、「ねえ、気がついてよ」
3曲目は、「ひとり歩き」
と、私の好きな曲、第1位(ひとり歩き)、第2位(ねえ、気がついてよ)、第3位(天使も夢みる)が出てきたのである。

みなさんにはどうでもいい話題だと思うが、小さな幸せと驚きを感じたしだいである。

ちなみに、桜田淳子の曲で、きらいなものはないが、あまり好きではない曲はある。いい機会なので(どんんな機会だ?)、その曲名と、理由を述べておこうと思う。

・天使のくちびる→75年秋の曲。73年のデビュー時の「天使路線」(『天使も夢みる』『天使の初恋』と2曲続いた)に戻ろうとしたのか?でも、デビューから2年たち、声が変わっていて、天使っぽく聞こえない。内容も、高2にもなって、「ふれないで私のくちびるに」と、カマトトぶりもここに極まったというかんじ。ブレーンたちの、桜田淳子の売り方の方向性に対する迷いが感じられる。

・20才になれば→78年秋の曲。すでに20才になっていたが、当時のアイドル(とブレーンたち)は、「ハタチになる→大人に脱皮しなければ」という強迫観念にかられていたのか、桜田淳子の場合も19才になったことから、「20才になること」にこだわった歌が出てくる。これは、正統派アイドルだった桜田淳子ならではの悩みであった。デビュー当時は「桜田淳子に似ている」といわれ、2曲目から「青い性路線」に走った山口百恵にはない悩みである。
桜田淳子の場合、「20才になること」にこだわりすぎたうえ、けっきょく歌手としての脱皮には失敗してしまった。その象徴のような曲なので、あまり好きではない。また、中島みゆき作詞作曲の3枚目のシングルであるが、最も平凡な曲だと思う。

以上、長文ですみません。書いているうちに、「自分は本当は桜田淳子がきらいなのでは」と思ったが、愛情の裏返しということでご理解いただきたいと思う。
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