ライコネンが年間王者獲得! [F1]
本日、F1の最終戦が行われ、フェラーリのキミ・ライコネンが初の年間王者に輝いた。
チャンピオンの可能性のある3人のうち、最も条件が厳しい状態で臨んだレースだったが、これ以上ないという展開に恵まれ、みごと逆転王者になったのである(どういうレース展開だったかは、トーチュウなどでご確認を)。
ライコネンの魅力は、素面のときは寡黙な「アイスマン」、酒が入ると豪快な「ウル虎マン」、車に乗ると「スーパーマン」に変身するところにある。
レース中の集中力はものすごいものがあり、最終戦でもトップがほぼ確定した状態にあっても、ハードなプッシュを続けてしまう熱いハートの持ち主でもある。
とくに今年は、マクラーレンの見苦しい内ゲバが続いていたこともあり、コース上の勝負で堂々とチャンピオンを獲得したライコネンの爽やかさが際だったと思う。
ほとんど可能性のない状態から、自分のベストを尽くすことだけを考えて走った、「無欲の勝利」だといえよう。
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