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F1日本グランプリの感想 [F1]

9月30日、日本グランプリが30年ぶりに富士スピードウェイで開催された。

29日に続き、すごい雨で、これがレースの行方を不安定なものにさせていた。おもしろいレースだったともいえるが、ドライバーの力が十分に発揮できる状態だったとも思えなかった。シーズンの帰趨を左右する大事なレースだったのに、残念なことである。

また、雨の中で運転していたドライバーもたいへんであるが、観戦していた人たちもたいへんだったであろう。今回、開催地が東京に近づいたこともあり、チケットを買おうかどうか迷っていたが、結果的にはやめておいてよかった。キムタクは4時間半もバスを待つことはないのだろうが、一般人は29日以上の混乱があったに違いない。

レース内容についてであるが、タクちゃんの活躍する場面がなかったことが、いちばん残念である。ほとんど画面に登場しなかった。

また、レース終盤に、ライコネンがクルサードを抜いて4位に上がったら、3位のマッサがピットインしてタイヤ交換をした場面があった。

地上波の放送では、誰もいっていなかったが、私はこれは「合法的にライコネンをマッサの前に出す」作戦だと思った。

フェラーリはすでにコンストラクターズのタイトルは獲得しているし、マッサはシリーズチャンプ争いから脱落しているので、ライコネンを前に出したい。しかし、無線で指示をすると、「チームオーダーを出した」と問題になるので、わざとピットインさせて、ライコネンを前に行かせたのではないだろうか。

それで、一時マッサは9位まで落ちたが、チームにとっては「そんなの関係ない」

最終ラップに、マッサがクビサと「キレた」バトルをくり広げていたのも、チームに対する不満の現れではないかと思ったしだいである。

それにしても、トヨタのエゴで伝統ある鈴鹿から富士に開催地が変わったことは、トヨタ関係者以外には迷惑な話だったと思う。なんでも、「マシンが見えない」指定席があったというではないか。6万以上も払い、何時間もがまんして往復して、バトルが見られないとは。
お金を返金(しかも、指定席料金該当分だけ)すればすむという話ではないと思うのだが。

でも、不満を持っているのはその人達だけではないだろうから、いちいち対応できないか。

あと、トヨタは自軍のPRのために、「世界的俳優」のキムタクを呼んでいたが、本当の世界的スター達の前では、存在感はなかった。ここに来なければ、ばれなかったのに。


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