カレー屋KURO＠北杜市小淵沢町のはずが・・・

八ヶ岳南麓のカレー屋というと、大泉町のアフガンが有名である。しかし、有名になりすぎて、並ぶのは当たり前で、並んでも食べられるかどうかわからないほどになってしまった。そこで、アフガンに行くのは、オフシーズンか、平日にするようにしている。

今回、夏休み中ということもあり、アフガンではなく、以前から気になっていた「カレー屋KURO」に行くことにした。

別荘地の中の道を上がっていくと、ウエスタン風（？）の店が出てきた。しかし、「CLOSED」と読める看板が出ている。母が店に確認に行ったら、営業中とのこと。

この店、昼のメニューは基本的にカレーのみ。しかも、からいのとからくないのの二種類しかない。トッピングは何種類かあったが。

そこで私は卵入りカレーを注文。息子はチーズ入りの甘いカレー。

てっきり、ゆで卵が出てくると思っていたら、目玉焼きだった

このカレー、あまり期待していなかったにもかかわらず、かなりおいしかった。店主によると、「まだ、煮込んだばかりで味がとがっている状態」だそうだが、スパイスがちょっと刺激的で、好みの味であった。また、ナンも軟らかくておいしかった（しかも、お代わりさせてくれた）。

チーズ入りの甘いカレー。カレーというより、ハヤシではないかという味

長男はこのカレーを気に入っていたが、私には甘すぎた。

そして、店主と話をしていると、衝撃の事実が判明。

この店、「KURO」だと思っていたら、「SCRATCH」だったのである。なんでも、現在の店主が昨年（だったと思う）、レシピを含めて譲られた（買い取った？）とのこと。

よく見ると、メニューにも「SCRATCH」と書いてある。店の入り口にある看板には、「KURO」と「SCRATCH」の両方の名前が書いてあった。

いまの店主は、若くて明るく、なかなかの好青年に見えた。夜は、焼酎中心の飲み屋になるそうである。しかし、この店に来るには車を使わざるを得ず、そこら辺に悩みもあるようだ。