ナイルレストラン その１ [おいしいもの]
昨日、新橋で仕事があったので、昼食は東銀座の超有名カレー店・ナイルへ行った。せっかくだから、料理の写真を出そうと思ったが、見つからないのでテキストのみである。
年末に子供２人と行ったばかりだったが、今年のナイルは１月１４日まで営業したら、２月いっぱいお休みになるので、その前に行っておこうと思ったのである。
ランチタイムだったが、店はガラガラだった。前店長のナイルさん曰く、「常連さんたちが、もう営業していないと思って来ないから、閑古鳥が鳴いている」とのこと。
ナイルさんは、私の中学校の先輩である。年は２０歳は離れているから、もちろんいっしょに通ったことはない。
「あなたはうちに通い始めて何年になるの」と聞くので、「２０年くらいですかね」と答えたが、この店ではそれくらいの常連客はめずらしくない。私がいちばん通ったのは大学生時代で、月に数回来ていたような気がする。
当時は、３〜４人できて、ゴールデンイーグル（インドビール）を飲みながら、さんざんつまみを食べてから、最後にムルギランチやエビプラオなどを、１人前ずつ食べていた。しかし２０歳も年をとると、さすがに食べる量がへってくる。
昨日は私が心のなかで「ラサムルギランチ」と呼んでいるメニューにした。からいトマトスープである「ラサム」を飲み、ウエイターさんが「うちの定番」と呼ぶ「ムルギランチ」を食べ、最後に紅茶を飲むというコースである。
このなかでも、いちばん好きなのはラサムである。１０年以上前のことだが、相席だったサラリーマンが、ラサムスープを２杯飲んだだけで帰るのを見たことがある。このスープには、それだけの魅力がある。とてもからく、飲むとしゃっくりが出てしまうほどだが、できるだけ水を飲まずに完飲したい。薄めたらもったいない。さすがに私は、ラサムだけ飲んで帰ったことはないが、２杯飲んだことはある。最高の贅沢である。
ナイルの魅力については、まだまだ書ききれないので、そのうちに続編を書きたいと思う。
昨日は、パッパル（インドの豆せんべい）を２個買って帰った。１個は自分用、もう１個は入院中の先輩（やはりナイル好き）のお見舞い用である。退院してもしばらくナイルはお休みなので持っていったのだが、娑婆を思い出させてしまったようである。
ナイルレストラン！入社当時先輩につれていってもらいました。当時は入り口に先代のナイルさんが瞑想してるかのように目を閉じて銅像のように鎮座されて、なかな緊張感ありました。でもカレー食べてると時々パチリンと目開けるのでドリフの扮するお地蔵さんのようでした。私が行ったのがちょうど1月ころで、複数の従業員の人に「アナタまだケッコンしてないね？ワタシのクニにいっしょにクル？」「来月から休みでワタシクニにカエル。いっしょにイコ！」などと誘われました。モテモテ。長期休暇の前だったんですねぇ～きっと若い女性とみるや、みんなにいってたんでしょう・・・。今インド経済はブレイク中なので行ってたら人生変わってたかも。インド人のほとんどがＢ型というし、（ワタシもＢ）意外となじめたかも！全部のユビに指輪してる私？！ガンジス川にて洗濯する私？！生きながらに転生できちゃってたかもしれませんねぇ。
インド、ヤギのバターケーキが美味だと先日インド出張帰りの、後輩がいっておりましたよ！
by poppo (2007-01-04 01:14)
poppo様、コメントありがとうございます。
先々代のナイルさん（実は代替わりしています）をご存じとは、貴重ですね。
わが家は毎年、年末に行くことにしているのですが、昨年末は行けなかったので、今週末に行こうと思っています。楽しみ〜。
by ルナトラ (2007-01-04 01:31)